かなり悩みました...もうひとひねり出来たのではないかとお思いつつも、今は新幹線の中、どうすることもできません!
というわけで、開き直って発表します!!
ワインは1杯60ccでお出しいたします!
La Biancara Chenin Blanc 2009
もう既に話題沸騰中のようですね、アンジョリーノのシュナンブラン!!!このブドウに惚れ込んでしまったアンジョリーノが植えた数百本が2009年から実を付け始めました。生産本数300本弱!
600円
Camillo Donati Sauvignon Fermo 2000
これは面白いワインですよ。今のカミッロのワインよりも、シャープな印象が。
600円
Dario Princic Pinot Grigio 1996
800円
Dario Princic Pinot Grigio 2005
800円
コッリオのカナ悪(チョイ、ならぬ、かなり悪い)オヤジ3人衆の1人、ダーリオのワインです!(ちなみに残り2人はラディコンとカステッラーダのニーコ)
時々飲ませてもらうダーリオの古いのが美味しいんです!
醸し醗酵もせず、ステンレスタンクでの醗酵・熟成の96年に対して、ピノグリージョという果皮が赤いブドウでも醸し醗酵を行い、樽で熟成させたのが2005年になります!
Edoardo Valentini Cerasuolo d'Abruzzo 1996
これは是非この後のマッサヴェッキアのロザートと比べてください!
一言で言うのなら、こちらが”過去”、マッサヴェッキアが”現在”ということになるかと。
1200円
Masss Vecchia Rosato2007
05以降は、異次元レベルの世界最強のロゼワインと言ってしまっても決して手前味噌ではないと思ってます!
700円
Canonica Barolo2003
僕がカノーニカの将来を確信してしまったヴィンテージがこの2003です。バローロで初めてマッサヴェッキアのワインに感じるようなたおやかさを感じ、03という難しい年なのにも関わらず圧倒的な飲み心地・・・。
1000円
Frank Cornelissen Magma 1
鬼才フランクのデビュー作。これはワインなのか?という議論を醸したこのワイン、改めて飲んでみても、不思議・・・。だけど無茶苦茶なテンション・・・、よくロックバンドの衝撃の1st!にある感じと同じものが・・・。
1200円 やす!
Montevertine Sergio Manetti 1989
断言します。これほど状態の良いモンテヴェルティーネの古酒は早々飲めません!ラベルの美しさばかりが先行して取り沙汰されてしまうモンテヴェルティーネのワイン、中身も凄いことは時を経たものを飲めば明らかかと。
1200円
Massa Vecchia La Fonte di Pietrarsa 1999
カベルネというインターナショナルなブドウ、つまり土着品種でなかったとしても、MVのカベルネにはMVの痕跡が必ずあります。やはりワインは人!
1400円
Le Colline Ghemme Monsecco 1974
ローマにケッキーノという100年以上続く素敵なレストランがあり、そこに行くと必ずオールドヴィンテージのこのワイナリーのワインを飲んでました。モンテヴェルティーネ同様、状態は完璧です!
1500円
Posssa Sciacchetra' 2008
今回のヴィナイオッティマーナに来れなかった造り手に、義捐ワインの依頼をしたところ、一瞬で返事が返ってきたのが、ポッサのサムエーレハイディでした。シャッケトラを2本もらったのですが、義捐ワインとして売るには少々高い・・・。だったら開けてグラスで楽しんでもらっちゃおうと考えました!
こちらは40ccでの提供となります。
1000円
Romano Levi Siamo Noi 1970
出たーーーーーーーーーー!ヴィナイオータにレーヴィのグラッパを提供してくれる、パルマの鬼グルメ、オッターヴィオ氏からの義捐グラッパです!
レーヴィが世に出してきた(といっても生産量のほとんどをオッターヴィオが買ってしまうので、市場には出回りませんが・・・)、リゼルヴァクラス(良い出来のグラッパをボトリングせずに、樽ないし大瓶で追熟させたもので、加水せずにノンフィルターでボトリングされたもの)の中で、僕的にBest3には確実に入るのがこのSiamoNoiになります。1970年蒸留、2002年ボトリング、アルコール度数60%。
お値段ですが・・・30ccで20000円になります。
この値段を見て卒倒した方もいらっしゃるかもしれませんが、僕がいま、オッターヴィオから買おうと思うともっとするんです!レーヴィって700ml入りだから、30ccてことは23杯取れるわけで、23×2万円てことは・・・、そうですそれよりも高いんです!僕ももう買えません(涙)。
高いですが、価値はあります。レーヴィのリゼルヴァでしか体感できない蒸留酒の世界があります!
そしてお約束します、この機会を逃したら一生飲めません!!