月曜、水曜日と新しい商品が入荷してきました。
もう倉庫は本当に満杯です!1ヵ月半後にまた入荷がありますので在庫減らしにご協力ください!
いろいろ入ってきましたが目玉はなんと言ってもレーヴィ。
ここ最近リディア(ロマーノのお姉さん)が調子が悪いこともあり、レーヴィ本人がラベルを描いていました。文字の部分は一見手描きですが、よく見ると印刷で、”Grappa con Erba dal campo di Levi(レーヴィの庭のハーブが入ったグラッパ)"と書いてあります。それに後から絵とサイン、アルコール度数を書き足しています。ドンナセルヴァーティカの絵のものが沢山!
1973年蒸留のリゼルヴァですが間違って加水されてしまったようです。
顔だけのラベルには”Donna Selvatica Indispensabile(絶対不可欠なドンナセルヴァーティカ)”と書いてあり、こうやって書いてて気が付いたのですが、恐らく”Donna Selvatica Infernale(悪魔のようなドンナセルヴァーティカ、リディアが精神的に病んでいた時期にロマーノが描いたドンナセルヴァーティカ)”との言葉遊びかと。
体も描かれているラベルには、”Donna Selvatica che fa ron-ron(si legge ron-ron)”で訳すなら、ロン-ロン(ロン-ロンと読む)をするドンナセルヴァーティカ。日本語で言うところの、ルンルンなのでしょうか??謎です。
1973年蒸留の、アブサン(ニガヨモギ)とコーヒー豆が入ったグラッパ。アブサンは僕が好きなハーブ入りのグラッパのひとつです。
1971年蒸留のグラッパ。新しいビンに入っているものは、ダミジャーナで保存されていたのでしょうか。度数も60%なので恐らくカスクかと。2-3本古いボトル(今のものより少しずんぐりむっくりしている)のは、56%となっており加水されていると思われます。
出ましたカルディーノ!ロマーノ レーヴィを語る上で欠かせない人物の1人、カルディーノ翁は、小学校の先生をしていたのですが、精神を病み、職を辞すのですが、そんな時レーヴィと知り合いアートに目覚めます。普通に絵を描いたりもするのですが、テーゴラ(瓦)やボトルに直接描いたりもしてました。レーヴィのアトリエにもカルディーノの作品が飾ってありましたし、レーヴィのボトルに絵を描くことを許されていて、かなりの親交があったようです。彼の家に作品を見に行くと、自家製のネッビオーロが振舞われるのですが、この味たるや・・・多分一生忘れません(笑)。さらに凄いのが、そのネッビオーロが入ったボトルに絵が描かれているものが売られていて・・・。誰が買うんだろ?
上の写真の裏側はこんな感じ。
ハーブ入りは十分に在庫がありますが、他のものは6-12本程度です!ご興味のある方はお早めに!!