弊社お客様はすでにご存知なことなのですが、5月から新スタッフを迎えました。
このブログを見ている方達ならばご存知であろう、元N.U.の萩野さんです。萩野さんとは、かれこれ12年来の知り合いでして、その当時萩野さんはスタートしたばかりのT(懐かしい!!)という会社で働いていて、僕は僕でヴィナイオータを始めたばかりでした。T社以前にもO社というやはりワインの輸入に携わる会社で働いていて、この業界の経験や知識もあった萩野さんは、なんのツテもないまま始めた僕にお客さんを紹介してくれたりと非常に親切にしてくれました。恐らく同業者の中で唯一、”恩人”と呼べる人ではないでしょうか。
今でも忘れられない、当時彼から聞いた話の中で、とても衝撃的だったのは、
”太田君、その瞬間在庫している本数が、その会社のおおよその年間販売本数なんだよ”
というもので、もっと回転率が良くできると考えていた僕には信じられない話でしたが、毎年販売本数も増え(喜)、それに伴い在庫本数も増えていることに気付き(汗汗)、今現在、”ああ、あの時の言葉は本当だったんだ”と実感する今日この頃(涙)。
そこから巡り巡って、縁も重なり、今回チーム・ヴィナイオータの面々に加わっていただける事になりました。元々僕と僕の両親だけでやっていたということもあり、いまでも良くも悪しくも家族的な会社でして、気心の知れている人でないと難しいということや(知れている人でも難しいかも・・・)、非常にコンパクトな会社ですので各々が全パートをこなせなければいけないこともあり、僕が扱うようなワインに関して一から説明しなくて済むどころか、ワインの生産現場も数多くみてきた経験もある、萩野さんのような人に入ってもらえたのは、僕的には非常に嬉しいと言うか、助かります!という感じです。
ヴィナイオータ的仕事風景。
それに伴いというわけではないのですが、番頭キッシーは8月に京都に引っ越しまして、関西方面の営業を担当することになります。前々から京都に行きたがっていたのですが、新しいスタッフが決まって、引継ぎ期間を十分に取ってからということでお願いしていました。
MFからFWにコンバートする感じになりますが、本田のように適応してくれることでしょう。
彼が行くことで、関西方面でも小さな試飲会・ワイン会をいろいろ企画できればと考えております。
引継ぎ期間中の現在、僕はといいますと、事務所仕事半分、畑、家の周りの草刈半分といったところでしょうか。雨が多いので草の伸びが早い・・・。草を刈りながら、”性悪な雑草を種ができる前に刈っていけばそのうち、穏やかな草むらになるはず”というロレンツォ・コリーノ博士の言葉の意味を噛み締める今日この頃。セイタカアワダチソウを根絶しない限り、その道は険しそうです・・・。